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オリンピック出場を目指した器械体操 |
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Q.元々は体操選手だったと伺っています
A.4歳で始めて全日本ジュニアにも出場しました。「将来はオリンピック出場」という夢もあって。でも、成長が早くて、小学校の高学年くらいから成長期で体操選手としてのコンディションを維持するのが難しくなって、専門のクラブで毎日ほぼ休みなく「オリンピックに出たい!」と思って取り組むような活動は、中学で辞めてしまいました。高校では学校の部活で出来る範囲でやっていた感じで、自分の中では見切りをつけていました。 |
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チアも、体操と同じ“競技として完成されたスポーツ” |
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Q.チア転向のきっかけは?
A.大学に入った時、私が体操選手だった事を知っていた先輩に勧誘されたのが、きっかけでした。でも最初はやるつもりは全然なかったんです。体操をしていた時は、大好物の甘いものも我慢したりとずっとストイックな生活をしていたので、「大学に入ったらサークルに入って気軽に楽しもう」と思っていましたし。
Q.普通の大学生になりたい!みたいな(笑)。
A.そうそう(笑)。それに当時私は、チアというと、ただポンポンをふっている「チアガール」みたいなイメージしかなかったんです。でも実際に見学してみたら全く違ってて。スタンツもあればバック転もあるしダンスの要素もある。「体操と同じで競技として非常に完成されたスポーツなんだ」と知りました。
Q.競技としての魅力に惹かれて入部を決めた。
A.お気楽な大学生活を送ろうと思っていたのに、結局、サークルなどでみんなと騒いでも楽しいとは思えなかったんですね。「やっぱりわたしは何か本気で打ち込める事でないと、充実感は得られないんだ」とあらためて思いました。 |