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ヤクルトの公式ジュニアチアリーダーズSparklesの2012年シーズンも、いよいよ最後の出演です。Swallowsやファンの皆さんが気持ちよくシーズンを締めくくれるようなパフォーマンスは出来たのでしょうか? |
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2012年シーズンの感謝を込めて |
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11月23日(金祝) 勤労感謝の日。祝日法で「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう日」と定められたこの日に、東京ヤクルトスワローズファン感謝デーが神宮球場で行われました。
その名の通り、スワローズを1年間応援してくださったファンの方々への感謝の気持ちを伝える一日は、
Sparklesの2012年シーズンを締めくくる出演であり、9月に入会した秋季メンバーのデビュー日。Sparklesにとっては二重にも三重にも大切な日でした。
前夜から降り出した雨は明け方には激しさを増し、イベントの開催が危ぶまれましたが、ファンの方々のスワローズ愛とチームの感謝の念は強かった!Sparkles集合時には雨も上がり、その後少し強く降ることもありましたが、最後まで無事に行われました。
Sparklesの出演は午後の第2部から。元気なパフォーマンスでイベント後半のスタートを飾ります。
スワローズ公式ダンスチームPassionのダンスに続けてSparkles登場!
「S!」「W!」「A!」「L!」「L!」「O!」「W!」「S!」
シーズン中にボードとポン文字でスタンドを盛り上げたお馴染みのパフォーマンスの後、この日のために練習して来たダンスを初披露☆ツイストの入ったキュートなダンスにヤクルトの選手も飛び入り参加!ベンチも含め、球場が一気に盛り上がりました。
そしてPassionも加わって『We Are The SWALLOWS』♪
スタンドでも沢山のお客様が一緒に歌って踊ってくださいました。ファン感ならではの盛り上がりです。
スワローズジュニアの紹介&決意表明を挟んで、いよいよ選手の登場。2チームに分かれて1塁側・3塁側ベンチから入場してくる選手の皆さんを、花道をつくって迎えます。この花道が秋季メンバーのデビュー☆この日出演したメンバーは、既存43名に対し秋季9名と約1/5でしたが、先輩メンバーに負けじと元気にアピールして盛り上げていました。 |
最後の出番は、イベントのフィナーレを飾る『東京音頭』。選手を真ん中に、1塁側と3塁側に分かれて踊ります。
降ったり止んだりの雨のせいでだいぶ寒さが増しているのにも関わらず、スタンドで振られている無数の傘は元気いっぱい。そのパワーで雨雲も吹き飛んでしまいそうです。そして傘と一緒に揺れる元気な笑顔!待機中ちょっと寒そうな顔をしていたメンバーの顔もみるみる輝いて、元気いっぱいに踊っていました。
1年間の応援に対する感謝と、1年間勝利に向けた全力プレーで観客を楽しませたことへの感謝を互いに伝えあい、2012年のスワローズのファン感謝デーは終了しました。 |
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一つ一つを積み重ねて、さらなる成長へ |
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「チアスマイルで元気にパフォーマンスができた。」
「お客さまへのご挨拶が元気にできた。」
「秋季メンバーと積極的に交流できた。」
「既存メンバーが話しかけてくれて、色々教えてくれて嬉しかった。」
出演後、メンバーから出た「良かったこと」は主に上の4点に集約されます。
その一方で、
「フォーメーションがしっかり取れなかった」
「高学年メンバーに頼ってしまった」
「踊り慣れているダンスなのに間違えた」
「寒さで、“お客さまを楽しませる”などの肝心なことを忘れてしまった」
などなど反省も少なくありませんでした。しかも、シーズンを締めくくるイベントの反省としては今さらであり残念な内容です。
しかし、その反省を受けて
「高学年メンバーに頼らずに、自分一人でも行動できるようにしよう!」
「せっかくみんなで決めた目標を忘れてしまい、目標に対して甘かったからミスがでた。これからは、わからないことや大事なことはノートに書いて、自分で確認する!」
「チームワークよく、人のためになる行動、責任ある行動をする」
「秋季メンバーのフォローは出来たが、普段のレッスンの時の返事や更衣室の使い方などの甘さが本番当日のパフォーマンスに出てしまった。普段から“当たり前のこと”を頑張る」
という目標が既存メンバーから出てきました。
秋季メンバーたちも初出演という経験からたくさんのことを学んだようです。
たとえば、
*既存メンバーが教えてくれて嬉しかった。
→ 新しい人が入ってきたら、今度は自分がやってあげたいと思った。
*控室が狭く出番前の確認や練習ができないのに、既存メンバーは本番でしっかりパフォーマンスしていた。
→ 準備が大切なんだと感じた。
*高学年クラスのアピールがかっこよかった。
→ もっと研究したい!思った。
*移動するときもトイレへ行く時までお客様に挨拶していてびっくりした。
→ 真似しているうちに挨拶する意味がわかった気がした。レッスンの時も周りの人にしないといけないと思った。 等々・・・。
既存メンバーも秋季メンバーも、確実に一歩前に進んだようです。
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本番のパフォーマンスでは、メンバーの言葉通り元気に笑顔でパフォーマンスできていて、スタンドから自然と拍手が湧くほどでした。 反面、待機中はグラウンド内=お客様から見えるところにいるにも関わらず、笑顔もなく寒そうに身を縮めている姿もありました。
確かに寒い日でした。でも「寒い!」と訴える姿を見せるのか、立っているだけでも見る人に寒さを忘れさせるようなステキな姿を見せるのか。
あいにくのお天気でしたが、“周りを元気にする存在”のチアリーダーとしてどうあるべきか、どうありたいか、いつも以上に考えられる機会になったように思います。
一つの経験から確実に何かを学び、一人一人はもちろんチームとしても成長しよう!という気持ちを見せてくれるSparkles。今回のファン感謝デーでの成長を経て、今後どのように伸びていくのか、ますます楽しみになりました。 |
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☆次回は2013年1月15日(火)更新予定です。皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。 |
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