ダズリング・スタイル 輝き続ける女性のためのWEBマガジン
HOME > 連載一覧 > vol.42 PEPsチアリーダーズ 2012年12月2日(日)キッズチア交流会2012
ダズリング・スタイルとは
チアリーディングは、子供から大人までそれぞれの年代で楽しみながらできて、様々な効果が得られるスポーツです。単にダンスを踊るだけではなく、頑張っている選手やチームの応援を通して“一体感や感動を共有する”といったスポーツの新たな楽しみを知ることもできます...
続きを読む...
会津泰成公式ウェブサイト

PEPsチアリーダーズ
連載 article vol.42
イイベント出演REPORT vol.13 PEPsチアリーダーズ 2012年12月2日(日)キッズチア交流会2012
 
毎年12月に行っているキッズチア交流会も2012年で7回目。“交流”の名の通り、互いのダンスを発表し合ったり、一緒にチアクリニックに参加したり、同じチアに励む者同士、チームや年齢を超えた交流を目的にしたイベントです。また、第一線で活躍しているXリーグのチアリーダーのパフォーマンスを間近で見られる上にダンス指導も受けられるのも大きな特長です☆
 
2012年12月2日(日)。会場は、西東京市のけやき小学校の体育館。以下の6チームが参加して、今までで最も多い参加人数になりました。

★メガロス武蔵小金井チアダンススクール(NORI先生)
★SUNNYS(SHIORI先生)
★PEPsチアリーダーズ(MAMI先生、NORI先生)
★Shinys(MITSUE先生)
★Flappers(CHIKAKO先生)
★POPINS(MAIKO先生)
※パフォーマンス発表順
 
それぞれ活動している場所も違えば、メインとしている活動内容も違います。競技チアの大会で上位入賞しているチームもあれば、大会には出場せずにスポーツの応援や地元のイベント出演に力を入れているチームもある。
それだけに、ダンスの発表やクリニック参加を通して、自分たちのチームとの共通点や相違点が見えてくるはずです。せっかくの機会なので、“違う”だけでなく、「いいな」と思う所や「自分のチームでもやってみたい!」と思うことをぜひ見つけて欲しいと思います。

交流会の幕開きを飾るのは、Xリーグ『オール三菱ライオンズチアリーダーズ』のパフォーマンスです!アメフトシーズン真っ直中、まさに“現役”のチアリーダーのパフォーマンスはパワフルで迫力があるだけでなく、とても華やか。キラッキラ(dazzling)しています。我が子を見に来た保護者の皆さんからも「おお~」という声が何度も上がっていました。

ライオンズチアはスタンツも組むので、ついそのダイナミックな動きに目を奪われがちですが、キッズチアたちにはターンして振り返った時の笑顔やポーズを決めた瞬間などのキラキラぶりもぜひ見て欲しいところ。今そのまま真似ることはできないにしても、「チアリーダーとはどんな存在か?」を言葉でなく心で感じて学べるはずですから。

続けて、キッズチアたちのパフォーマンス発表会へと進みます。今年のレパートリーを発表するチームもあれば、大会で入賞したパフォーマンスを披露するチームもあり、内容は様々。12月ということでサンタ帽などクリスマスらしい演出を入れるチームも♪
PEPsチアリーダーズは今回15人が参加。2012年レパートリーから厳選の4曲を元気いっぱいに踊りました。ただ残念だったのが、他チームのパフォーマンスへの応援がちょっと大人しかったこと。来年(2013年)の課題です。

この発表会は他チームと見学のご家族に向けてのものなので、「ステージが遠い」「間に観客がいて見づらい」といったストレスなく写真やビデオを撮ることができます。三脚を使って撮影したり我が子メインで(一人アップで)撮ったりと様々ですが、見学席が終始和やかな雰囲気なのも、この会の特長でしょう。
オープニングを飾ったライオンズチアも、キッズチアたちと並んで一緒に見ながら各チームのパフォーマンス盛り上げてくれていました。
 
休憩を挟んで後半はライオンズチアによるチアクリニックです。レベルごとに4つのグループに分かれて、ライオンズチアからダンスを教わります。曲は全グループ共通。振りはグループによって難易度が異なります。見本のダンスを見て、先生がその場でグループ分けをしました。短時間で集中的に覚えて、さあ、グループ毎に発表です!

ダンスの難易度だけでなく、長さもグループによって異なるこのクリニックダンス。普段のレッスンよりも短時間で振り入れを行うため「覚えられるか?!」と少々不安だったのですが、普段のレッスンとは違う雰囲気を楽しみながら、みんな必死で覚えました!
PEPsではYOUTHクラスが参加していた一番レベルの高いグループのダンスは、動きが速くて追いつけないモーションや普段やったことのないような大人っぽい動きが満載でかなり苦戦。発表のときもLIONSの見本頼りになってしまいましたが。決められた時間内で集中して覚えるということも今後のチア人生でとても必要なこと。ダンスを覚えるのが早いということも最大の武器にもなっていきます。そんなことも意識できたクリニックでした。
最後に、クリニックでのグループ毎にライオンズチアと一緒に記念撮影して交流会は終了です。今回限り、二度と同じメンバーでは撮れない正真正銘の記念写真。これも交流会ならではですね。

「普段できない“チア同士の交流”と“学びの機会”を」ということで始まったキッズチア交流会は、冒頭でもお伝えしたとおり今年で7回目を数えます。そして開催の陰には、たくさんの方々のサポートと協力があります。会場ひとつとっても確保するまで何人もの方が協力してくださり、当日も細部まで目を配り準備・運営をサポートくださっています。
もちろん、先生たちも自分のチームのことだけでなく交流会全体を考え、協力しあい、自分が出来ることは進んでやり(今年は全体の司会も先生が務めました)、少しでも良いイベントにしようと力を出し合っています。

チアリーダーは人を元気づける存在ですが、同時に、多くの方に支えられて初めて活動できるという側面も持っています。キッズチアの場合は、特にそうです。
キッズチア交流会は、キッズチア同士の交流が第一の目的ですが、支えられていること、チームのために自分が出来ることをすること、そして感謝することを改めて思うイベントでもあります。 「ありがとう」という言葉だけでなく、笑顔で元気なパフォーマンスで元気づける。それがキッズチアたちの感謝の伝え方です。そして、それがきちんと伝えられるキッズチア&チームを育てることが指導者たちの感謝の伝え方ではないでしょうか。

2013年がスタートしました。
今年の12月にも、1年間の感謝をしっかり伝えられるキッズチアであり、チア指導者であり、そして『キッズチア交流会』でありたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
連載一覧
▲このページの先頭へ戻る
一覧はこちら