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Sparklesがオールスターゲームに出演!
実は「7年ぶりに神宮球場でオールスター戦が行われる」と聞いた時から、Sparklesも出演できたら良いな~と 思っていました。
セ・リーグ、パ・リーグそれぞれを代表する選手が一堂に会するオールスターゲーム。一昨年からは選手だけでなく、全12球団のマスコットとチアリーダーも集合してゲームを盛り上げているのをご存知でしょうか?
きっかけは2011年、東日本大震災直後のオールスターゲームでした。「野球界としてどうするかを考えた結果、12球団が一丸となってこれまでにないオールスターゲームを作りだそう!」ということで選手だけでない“12球団大集合”が実現され、以来、昨年、今年と続いているのです。チアリーダーのいない球団からはホームランガールなどが参加しています。
ただし「チアリーダー集合」と言っても、遠征や長時間拘束が伴うオールスターゲームゆえ大人チーム限定のお話です。さらに、“球宴”の名にふさわしく毎試合ホームランダービーや殿堂入り表彰等のセレモニーなどのイベントが盛り沢山。キッズチアリーダーの出番の余地はありません。
そこに、青天の霹靂!今までSparklesの活動を見てきたヤクルト球団が、「チアリーダー集合」とは別に、オープニングイベントの一つとして出演機会を設けてくださったのです。しかもオープニングを飾るトップバッターでの出演☆
球団の方々の気持ちに応えたい!日頃プロ野球を応援してくださっている野球ファンの方々に楽しんでいただきたい!球宴を盛り上げたい!と、出演に向けSparklesも練習に熱が入りました。
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そして迎えた当日。
施設の関係で待機時間等を最少にするため、Sparklesは出演時間の20分前に衣装着用で集合しました。(YOUTHは着用集合が難しいため、少し早く集合して着替えました。) 18時の試合開始までまだ1時間半もあるのに、スタジアム周辺はすでに大勢の野球ファンで大混雑。神宮球場全体が“お祭り”状態です。人の波でごった返す中スタンバイ場所に向かうのが少し心配でしたが、元気な声で「こんにちは!」と挨拶しつつ、状況を見てお客様に道を譲ったりと、しっかり移動することができました。
移動がスムースにできたおかげでスタンバイまで少し余裕が生まれ、予定していなかった“最後の確認”もすることができました!全員が「移動もしっかりやろう」と思って行動した成果です。当日欠席があり一部フォーメーションが変更になったため、この確認はとても意義がありました。
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「マツダオールスターゲーム2013、オープニングを飾るのは、東京ヤクルトスワローズ・ジュニアチアリーディングチームSparkelsによるパフォーマンスです!」
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お馴染み、パトリック・ユウさんのMCでいよいよパフォーマンススタート!
普段オープニングで踊っているオリジナルダンスをオールスターゲーム用にアレンジしたスペシャルバージョンです。試合開始に向け盛り上がるスタンドの大歓声に曲の始まりの一部が聞こえない というハプニングはありましたが、大きな動きで元気よく踊れていました。遠くて一人一人の表情は見えなくても、笑顔が感じられ、「楽しんで欲しい!」「スタジアムを盛り上げたい!」という気持ちがガンガン伝わってきました。ポンポンで作った「セ」「パ」の文字は若干小さくて肉眼では見えづらいところもあったようでしたが、ビジョンに大写しになった時は「おぉっ!」という声も上がりました。
最後は超満員のスタンドから大きな拍手!
「Thank you! Sparkles!!」
パトリックさんの声に送られて最後の一人まで元気にアピールして退場。再びスタンバイ場所に戻ってきたメンバーは、皆、瞳をキラキラさせて充実感いっぱいの表情でした。 |
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細かく見れば、フォーメーションの横列の乱れや間隔の不揃い、ロールのスピードの遅さなど改善点は沢山見受けられました。
けれども、控室や待機場所など制限のある中、全員で協力し集中してパフォーマンスに臨めたこと、周囲の“お祭り”ムードに浮かれずやるべきことをしっかりできたこと、そして何よりパフォーマンスを通して「楽しんで欲しい!」という気持ちを伝えられたことは、とても素晴らしかったと思います!
きっとヤクルト球団の方々も、「Sparklesに機会を作って良かった」と思ってくださったことでしょう。そしてそれこそ、チアリーダーとして、とても大事なことだと思うのです。
プロ野球のオールスターゲームという貴重な場に出演できたことはメンバーにとって大きな経験になり、刺激になったと思います。超満員のスタジアムで35,000人もの観客の前でパフォーマンスなんて、考えただけでワクワクする経験です。
と同時に、単に言葉で「お礼を言う」だけでなく、チアリーダーはパフォーマンスを通しても感謝を伝えることができるということも実感として経験できたのではないかと思います。
「オールスターゲームにSparklesも出演できたら良いな~」と思った理由。それはもちろん、「滅多に出られない場所だから」ということも大きいですが、それ以外にも「経験として得られるものが大きいだろう」と思ったからでした。
日頃から先生に言われている「チアリーダーはダンスを踊るだけじゃない。ただ単にダンスが上手に踊れれば良いというものじゃない」という言葉の意味がどういうことなのか?
この日に感じたことを、ぜひ今後のチア活動に生かして欲しい。そしてそれを自分一人のものとせず、今回は出演できなかったチームメイトとも共有してSparklesというチームのものとして欲しい。そうしてまた一つ大きなステップを上がって欲しいと願っています。 |
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