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ラブクローバーの今年のNBL出演は、運悪く冷たい雨の降る日となってしまいました。
NBLとは、日本の男子バスケットボールのトップリーグのこと。 『Dazzling Style』を読んでくださっている方はピンと来たかもしれませんが、昨年までのJBL(Japan Basketball League)からNBL(National Basketball League)と名称が変わり、加盟チームなども一部変更されたのです。新たなスタートとなった今年もハーフタイムの出演機会をいただき、ラブクローバーは昨年のロミフルズに続いて単独出演に初挑戦☆となりました。
そして迎えた試合当日。会場内は練習スペースがないため、早めに集合して屋外で練習する予定だったのですが、雨は一向に止む気配がありません。リハーサルもない、初めてのぶっつけ本番にみんなもドキドキ…。
そんな中、救いの手が!!前試合の終了時間やイベント進行の関係で「現場リハーサル不可」と言われていたのが、チームのご配慮で、なんとか場当たり確認だけはできることになったのです。この“実際の位置に立てる”ということがどれだけ有難いことか…!
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普段はスポーツジムのスタジオで、3クラスに分かれてレッスンしているため、今回のようにたくさんのフォーメーション移動やポン文字がある演技のときは、広い場所を使っての正確な移動の実践や他のクラスとの位置関係の把握がとても重要になります。
そのため、この本番の一週間前に体育館を借りて、3クラス合同練習も行ってきました。
しかし合同練習でしっかり位置がとれていても、初めて立つ本番のスペースでは感覚が違って練習してきた通りのものがなかなか出せなかったりします。
そんなとき、事前の場当たりで、足元や観客席に目印になるものを見つけておくと大きな助けになりますし、演技の出来がだいぶ変わるのです。 |
ラブクローバーでインストラクターを務めるMINORI先生が、今シーズンから日立サンロッカーズでサンロッカーガールズとして活躍していることもあって決まった今回の単独出演。先生と同じコートで踊れるなんて、ラブクローバーにとって初めてのことなので、例年以上に張り切って練習してきました。
試合開始時間が迫り、オープニングセレモニーや選手入場で会場のテンションもグッと上がります。そして、ティップオフ!
試合中はユースや高学年メンバーを中心に自発的にサンロッカーズコールをし、ポンポンを振ってめいっぱい応援!これだったら声出しも十分です☆
ハーフタイムに入り、時間がない中でも慌てることなく入場はすみやかに出来ました。
演技が始まればあとはもう笑顔で踊るのみ!
心配していたフォーメーションも、ところどころ列がバラつく部分はありましたが、大きな乱れもなく、なんとかクリア。
途中、選抜メンバーだけで行ったラインダンスでは観客席から歓声があがり、ラストの「日立」のポン文字(漢字というところがミソ)では大きな拍手をいただきました! |
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観客席と近いこともあり、中には緊張で笑顔が引きつってしまうメンバーもいましたが、全体としてとても楽しそうに元気よくパフォーマンスできていて、日立サンロッカーズを応援する気持ちが十分表れていました。
横から見ていたMINORI先生もとても褒めてくれました。
その場を華やかにし、観客を笑顔にするのがチアリーダーの仕事。
だとすると今回のハーフタイムのパフォーマンスは大成功だったといえるでしょう。
初の単独出演成功に、メンバーたちも満足の様子。後半も客席からしっかり応援できていました。
そんなラブクローバーの応援も力になったのか、試合は86対69で日立サンロッカーズの勝利!
クロージングセレモニーが終わった後のコートで、マスコットのサンディーくんとサンロッカーガールズと一緒に記念撮影させていただき、ラブクローバーの初挑戦は終了しました。
パフォーマンスが大成功だった一方で、解散の時には先生たちからパフォーマンス以外の態度についていくつか注意がありました。移動中よそ見をして広がってしまったり、廊下を走ってしまったりトイレで大きな声で話していたり・・・。
一般のお客様が、演技を見て感動してくれたとしても、そんな姿を見たらガッカリします。ユニフォームを着ている以上、ただの小学生ではなく一人のチアリーダーとしてしっかり行動することが大切です。
プロスポーツの応援は、地元のお祭りイベントやコンテストなどとは違い、そのプロチームの顔として出ることになります。
そこでガッカリされるような行動をすることは、お金を払ってスポーツを観にきているファンの方々に失礼ですし、ひいてはチームの方々に迷惑をかけることにもなりかねません。
MINORI先生が所属しているチームだからというだけでなく、常に自分の行動に責任を持ち、お互い注意し合えるようなチームになって欲しいと思いました。
ラブクローバーの今年度イベントもこれが最後。来月からは学年が上がってクラスが変わるメンバーもいますが、今回のことをただの経験で終わらせずにチーム全体のこととして常に反省を生かし、みんなで頑張ってますますステキなチームになりましょう! |
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